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2023.10.27
この記事では、注文住宅が予算オーバーする原因を詳しく掘り下げ、対策とセットで解説します。原因を把握することで予算オーバーを未然に防ぎ、コストパフォーマンスと満足度の高い家づくりができます。
またそれでも予算オーバーしてしまったときの削り方、後悔を防ぐためのポイントも解説。予算はマイホームのクオリティやその後の生活に大きく影響しますので、しっかり準備してから取り組みましょう。
まずは注文住宅が予算オーバーしてしまう主な原因と対策をセットでチェックしていきましょう。
家を建てる際、住宅ローンを活用する人がほとんどです。しかし、ローンの借入可能額だけを目安にすると、返済が苦しくなる可能性があります。
大切なのは「借りられる金額」ではなく「無理なく返せる金額」です。将来の収入変動やライフイベント(子どもの教育費や車の買い替えなど)も考慮しましょう。
具体的には、年収の20〜25%以内の返済負担率に収めるのが安心です。
事前にファイナンシャルプランナーに相談することもおすすめです。
住宅ローン計画を立てる際は、「年収倍率」「返済負担率」などの指標をもとに、無理なく返済できる金額や期間を考えることが大切です。
「広いリビングが欲しい」「おしゃれなキッチンがいい」「収納スペースもたっぷりほしい」など、希望を詰め込みすぎると、どんどん費用は上がっていきます。
すべての希望を叶えるのは難しいため、「絶対に必要なもの」と「あれば嬉しいもの」に分けて、優先順位を明確にすることが大切です。
夫婦や家族で話し合い、暮らしの中で何が一番大切かを共有しましょう。
優先順位が明確になれば、予算に収まるプランを作りやすくなります。
土地に多くのお金をかけすぎると、建物の費用が足りなくなるケースがあります。
反対に建物にこだわりすぎて、希望のエリアの土地が買えなくなることも。
土地と建物のバランスを考え、全体の予算内で配分することが重要です。
たとえば、総予算が4,000万円なら、土地1,000万円・建物2,500万円・諸費用500万円など、ざっくりとした内訳を考えておきましょう。
本体工事費以外にも、多くの見落としがちな費用があります。
たとえば外構工事、給排水工事、地盤改良、登記費用、引っ越し費用、家具・家電の買い替えなどです。
これらを含めると、総額で本体価格の1〜2割増になることもあります。
最初から「総予算=本体価格+付帯費用+諸費用」で計画することが予算オーバー防止のカギです。
工事中に地盤の問題が発覚したり、仕様変更が発生したりすると、追加費用が発生します。
また、インフレや資材高騰により、契約後に金額が上がるケースもあります。
これを防ぐためには、「予備費(予算の5〜10%)」を用意しておくと安心です。
また、信頼できる施工会社を選び、事前にトラブルが起きた場合の対応について契約で明確にしておくことも重要です。
予算を超えてしまった場合でも、すべてを諦める必要はありません。将来の暮らしに大きな影響を与えない部分で調整することが可能です。
駅からの距離や商業施設との近さにこだわると、土地価格が高くなります。
少しエリアを広げたり、土地面積を抑えることでコストダウンが可能です。
最近では、コンパクトな土地でも工夫された間取りで快適に暮らせる家が増えています。
「利便性重視」か「予算重視」か、家族の考え方に合わせて調整しましょう。
木造・鉄骨造・RC造など、構造によって価格は大きく異なります。
一般的には木造が最もコストを抑えやすく、住宅性能も年々向上しています。
また、複雑な形状の家は施工費がかかるため、なるべくシンプルな形にすると費用を抑えられます。
建物の耐震・断熱性能は保ちながらも、構造選びでコストダウンを図ることが可能です。
フローリングや壁紙、ドアなど、内装はグレードによって大きく金額が変わります。
こだわりのある部分以外は標準仕様を選ぶことで、数十万円単位で削減できます。
あとからDIYやリフォームで変更することもできるため、最初からすべてを完璧に仕上げようとしない柔軟さも必要です。
予算が厳しい場合は、「後からでもできる部分」を見極める視点を持ちましょう。
キッチンやお風呂、トイレなどの設備は、グレードやオプションの追加によって費用が大きく異なります。
たとえば、キッチンの食洗機、浴室のミストサウナなど、必須でない設備は後回しにする選択もできます。
まずは基本機能を優先し、ライフスタイルに合わせて将来的に追加する方法もあります。
標準設備でも十分使いやすいものが多くありますので、コストと価値のバランスを意識しましょう。
次のポイントは注文住宅の住み心地や満足度に大きく影響するため、むやみに削ると後悔につながる恐れがあります。
家の快適性と光熱費に大きく関わるのが断熱性と気密性です。
これらを下げると、夏は暑く冬は寒い、エアコンが効きづらいなど、住み心地が大きく損なわれます。
また、断熱性能の低い家は、冷暖房の電気代が高くなり、長期的に見ると損をすることになります。
初期費用を多少かけても、快適で省エネな住宅を目指しましょう。
玄関ドアや窓の鍵、センサーライトなど、防犯設備は家族の安全に直結します。
費用を削ってしまうと、空き巣被害や犯罪リスクが高まる可能性も。
とくに人通りの少ない場所や、夜間の暗いエリアに建てる場合は注意が必要です。
防犯カメラやダブルロックなど、基本的な対策はしっかり取りましょう。
生活動線の悪い間取りや、収納が少なすぎる家は、住み始めてすぐにストレスがたまります。
水回り(キッチン・洗面・浴室)など、毎日使う設備は「使いやすさ」と「掃除のしやすさ」を基準に選びましょう。
将来的に子どもが増える、親と同居するなど、変化にも対応できる間取りが理想です。
プランニング段階で、生活をシミュレーションしてみると良いでしょう。
ここまでの内容を踏まえ、予算オーバーを未然に防ぐための具体的な予防策を紹介します。
まず、初期段階で「自己資金・ローン・補助金などを含めた総予算」を明確にしましょう。
そのうえで、土地・建物・諸費用・予備費に分けて内訳を作成し、計画的に資金配分を行います。
「要望の整理」と「優先順位の設定」も重要です。家族で話し合い、譲れないポイントを決めましょう。
そして、信頼できる建築会社やハウスメーカーに相談し、見積もりの段階で総費用をしっかり確認することが大切です。
マイホームで予算オーバーが起きる原因には、「計画不足」「希望の整理不足」「費用の見落とし」などがあります。
大切なのは、事前にしっかりと準備をして、何が必要で何が不要かを見極めることです。
削ってよいポイント・削ってはいけないポイントを理解し、長期的な視点で家づくりを考えることが後悔のない選択につながります。
この記事が、あなたの理想の住まいを手に入れるための一助となれば幸いです。
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