BLOG
BLOG
2024.02.16
自由度の高い注文住宅は、いくらぐらいで建てられるのか費用を予測するのが難しいですよね。
そこでこの記事では、注文住宅の費用をシミュレーションするための基礎知識やスムーズに進めるためのコツを解説します。
全体の流れや用意しておくべき情報を知っておくことで、スムーズに精度の高い費用シミュレーションをすることができます。
無理なく返済できるローン計画や注文住宅の相場のチェック方法を把握し、理想のマイホームづくりにお役立てください。
建売住宅や分譲マンションのように明確な販売価格がない注文住宅は、なるべく早めに精度の高い費用シミュレーションをするのが成功のポイントです。
「無理なく返済できるローン計画」「理想のマイホームづくりに必要な費用相場」を把握し、予算内でなるべく多くの要望を叶えることが成功につながるのです。
予算を決めずになんとなく間取りプランや見積もり作成を進めると、要望がどんどん膨れ上がって実現不可能な金額になってしまいます。一度気に入った間取りや設備を削るのは悲しいですし、家づくりの進め方としても非効率です。
費用シミュレーションの方法を覚えて正確な予算を把握し、スムーズに家づくりを進めて理想のマイホームを手に入れましょう。
1. 費用シミュレーションに必要な情報をそろえる
2. 住宅ローンの借入上限と無理のない返済額をシミュレーションする
3. 注文住宅の相場を調べる
4. モデルハウスなどで概算見積もりをする
注文住宅の費用について考えるときは、上記の流れで取り組むとスムーズに進めやすいです。いきなり住宅ローンの返済シミュレーションをしても、世帯年収や用意できる自己資金、将来の出費などの情報がないと根拠のある数字は出せません。
次の章から、各段階の進め方や準備について1つずつチェックしていきましょう。
具体的に費用シミュレーションをする前に、次の情報をそろえておきましょう。正しい情報を準備しておくことで、シミュレーションの精度が高くなり予算計画を立てやすくなります。
まずは世帯全体の年収を正確に把握しましょう。ご夫婦や同居する親子など、収入がある方全員の合計を確認してください。
会社にお勤めの方は、源泉徴収票の支払い金額をチェックするのが確実です。直近の給与から年収を計算する方法もありますが、賞与などが正確に分からないケースもあるので要注意。
源泉徴収票が見つからないときは、自治体や税務署が発行する納税証明書の所得金額で年収を確認する方法もあります。
資金計画に大きく影響する部分ですので、世帯全員の収入をなるべく正確に把握しましょう。
自動車の購入費用や教育費などのローン借入額も、費用シミュレーションに必要となる重要な情報です。ほかのローン残債があると住宅ローンの返済額や審査に影響するため、正確に把握しておく必要があるのです。
ほかのローン残債があっても住宅ローンを組むことはできますが、年収における返済額の割合(返済負担率)が高すぎると審査に通らないことがあります。仮に審査が通って住宅ローンを組めても、負担が大きいと返済が滞ってしまうリスクも。
無理なく支払える金額を把握するためにも、残りのローン期間と金額を確認しましょう。
頭金として用意できる自己資金も、費用シミュレーションの必須情報の1つです。
生活費や突発的な出費に備えるための貯蓄と頭金のバランスは次の段階で考えるので、まずは預金や現金として動かせる資金がいくらあるのか把握しましょう。
住宅ローンの完済時年齢は80歳前後に設定している金融機関が多いですが、できれば働いて収入があるうちに完済するのが理想的です。定年後は収入が大きく減ることが多く、退職金で確実に完済できるとも限りません。また、定年後の再雇用がある企業も収入が減ることが多く、返済が厳しくなるリスクがあります。
定年まで何年働けるのか、どれくらいの収入があるのか把握して、無理のない資金計画を立てましょう。
正確な費用シミュレーションをするために、今後控えている大きな出費もしっかり予測しておきましょう。
お子様の進学や車の買い替えなど、まとまった出費を把握することで、より確実な資金計画を立てることができます。老後の住み替えや生活資金など、住宅ローンを完済した後の出費についても考えてみましょう。
必要な情報がそろったら、次のポイントに注目しながら費用シミュレーションを進めていきましょう。
注文住宅の費用シミュレーションでは、まず年収に対する無理のない返済額の基準を把握すると分かりやすいです。年収に対する返済額の割合「返済負担率」で考えてみましょう。
一般的には、返済負担率は25%前後におさめるのが理想的と言われています。仮に年収400万円、返済負担率25%で計算すると、年間返済額は100万円となります。無理のない年間返済額が分かれば、いくらまで住宅ローンを借りることができるのか逆算していくことも可能です。
住宅ローンの総返済額に影響する金利タイプも、費用シミュレーションでしっかり考えるべきポイントです。
1. 変動金利型
2. 全期間固定金利型
3. 固定金利選択型(ミックス型)
住宅ローンの金利タイプは上記の3種類で、それぞれ特徴が異なります。
変動金利型は借入時の金利が低いのがメリットですが、景気の状況によって変動して支払い額が増えるリスクがあります。
固定金利型は借入時の金利が高いものの、ずっと返済額が変わらないのがメリット。
変動と固定の特徴を併せ持つミックス型の金利タイプもあります。返済期間やライフプランに合わせて、メリットの大きい金利タイプを選びましょう。こちらのコラムでそれぞれの金利タイプのメリット・デメリットを詳しく掘り下げています。
マイホームの頭金は少なすぎると住宅ローンの審査や返済額が厳しくなりますが、無理をして貯金を崩しすぎるのも考えものです。
突発的な出費に備えるために、少なくとも半年分の生活費の貯金を残しておくのがおすすめです。
一般的に、マイホームの頭金は2割程度が相場と言われています。ただし、年齢や収入など条件によって適切な金額は変わりますので、ご自身の状況に合わせて調整しましょう。
住宅ローンの返済期間中に発生するランニングコストも、費用シミュレーションで考慮すべきポイントです。
例えば、毎年の固定資産税、外壁塗装や内装貼り替えといったリフォーム費用などのランニングコストがあります。これらの費用を考えておかないと、返済計画が狂って生活が苦しくなってしまう可能性も。
建材選びにこだわり、メンテナンスコストを抑えられる注文住宅を建てるのも1つの考え方です。
マイホームにかけることができる予算が分かったら、注文住宅の相場をチェックしましょう。あらかじめ大まかな相場を把握しておくと、住宅会社を選ぶ際に平均より高いのか・安いのかなど判断をしやすくなります。
注文住宅の費用相場は地域ごとに差があるので、まずはお住まいの地域の平均価格などをチェックしてみましょう。土地を購入して注文住宅を建てる方は、物件情報などで相場をつかんでおくのがおすすめです。
間取りシミュレーションで概算見積もりを出せるサイトや住宅会社もありますが、土地やオプションで変動する可能性があるので、あまりあてにしすぎない方が良いかもしれません。
概算金額を出すまでに手間もかかるので、大まかな相場を把握した後で、モデルハウスなどで直接相談してみるのがおすすめです。ご要望や建てたいエリアを伝えることで、より正確な費用相場が分かるはずです。
モデルハウスは見るだけ・相談するだけの利用もOKなので、どんどん活用してみてください。
理想の注文住宅を建てるためには、正確な費用シミュレーションが欠かせません。いくらかけられるのか把握することで、予算内でたくさんの要望を叶えた満足度の高い注文住宅ができます。金額が大きいので難しく感じるかもしれませんが、1つずつ手順を踏んで無理のない資金計画を立てましょう。
マイホームの費用について分からないことがあったら、お近くのモデルハウスで相談してみるのもおすすめです。クレバリーホームで、住宅ローンや頭金など資金についてもご相談を受け付けています。住まいづくりのプロが疑問にお答えしますので、ぜひお気軽にご来場ください。]
【クレバリーホーム桑名・四日市店】
三重県四日市市日永西2丁目20-7
0120-322-908
9:30~18:30 水曜定休
【クレバリーホーム豊川店】
愛知県豊川市八幡町上ノ蔵50-1(姫街道沿い)
0120-186-908
9:30~18:30 水曜定休
【クレバリーホーム稲沢店】
愛知県稲沢市下津北山1-8-10
0120-829-908
9:30~18:30 水曜定休
【クレバリーホーム各務原店】
岐阜県各務原市那加日新町3丁目10
0120-002-908
9:30~18:30 水曜定休