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2024.09.20
注文住宅を建てる際、最も悩むポイントのひとつが「間取りの決め方」です。自分たちの理想の暮らしをカタチにするには、しっかりとした検討と計画が必要です。
この記事では、間取りの決め方の具体的なステップと重要なポイントを初めての方にもわかりやすく解説します。家づくりで後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください。
家族構成やライフスタイル、将来設計までを見据えた間取りの工夫を知ることで、自分たちにぴったりの住まいを実現できます。
理想的な間取りを作るためには、段階を踏んでアイデアを整理し、専門家のサポートを受けながら計画を進めることが大切です。ここでは、基本的な流れを5つのステップで紹介します。
最初のステップは、実際の施工事例や完成した家の写真をたくさん見ることです。
ネット上の建築会社のホームページやSNS、住宅展示場のパンフレットなどからさまざまな間取りを見てみましょう。
いろいろな事例を見ることで、自分たちの好みや希望する暮らし方が明確になります。
「こんなリビングにしたい」「収納は多めがいい」など、理想の住まいのイメージが広がります。
次に考えるのは、自分たち家族がどんな生活をしたいかです。
共働き家庭なら家事のしやすい動線が必要ですし、在宅ワークをしている人は書斎やワークスペースが必要かもしれません。
生活スタイルに合った間取りをイメージすることが、後悔のない設計の第一歩です。
子育てや老後のことも含め、長く快適に住める家を想像してみましょう。
図面だけではイメージがつかみにくいので、実際の家を見学することも大切です。
モデルハウスや完成見学会に参加することで、広さや高さ、動線の感覚を体で感じることができます。
また、見学時には収納の量や使い勝手、ドアや窓の位置などもチェックしましょう。
家族で一緒に見に行くことで、それぞれの意見を聞きながら間取りの参考にできます。
ある程度希望が固まってきたら、住宅会社に相談しましょう。
要望やライフスタイル、家族構成などを伝えることで、プロの視点から最適な提案が受けられます。
建築士やプランナーは、実際の土地の形や日当たりなども考慮して間取りを設計してくれます。
最初のプランが完成したら、それをもとに何度も話し合いながら調整していくことが大切です。
理想だけでなく、現実的な予算に合わせた調整も必要です。
部屋数を増やす、延床面積を広げる、設備をグレードアップするなどは、すべてコストに影響します。
建築費用だけでなく、将来の光熱費やメンテナンス費用も見据えて計画を立てましょう。
住宅会社と相談しながら、優先順位を明確にして無理のない設計に落とし込むことが重要です。
次に、間取りを具体的に決めていく上で必ず押さえておきたいポイントを紹介します。
まず最初に考えるべきは、「自分たちにとって必要な部屋数はいくつか」ということです。
夫婦の寝室、子ども部屋、リビング、キッチン、バスルームなど、基本的な部屋に加え、書斎や趣味部屋、客間などを加えるかどうかも検討しましょう。
必要以上に部屋数を増やすと建築費用が上がるだけでなく、使われない部屋が出てくる可能性もあります。
生活スタイルと将来の変化に合わせて、適切な部屋数を考えましょう。
間取りは建物全体の面積に大きく影響されます。
延床面積とは、各階の床面積を合計した数字のことです。建坪(建築面積)は、1階部分の面積です。
敷地の広さや建ぺい率・容積率などの法的制限にも関わるため、住宅会社と相談しながら最適な面積を決めていきましょう。
また、広すぎても光熱費や清掃が大変になる点に注意が必要です。
注文住宅を建てる際、「平屋」にするか「2階建て」にするかも大きな分かれ道です。
平屋は階段がなくバリアフリーに優れ、将来的にも暮らしやすい点がメリットです。
一方、2階建ては敷地を有効に活用でき、部屋数を確保しやすいという特徴があります。
敷地の広さや家族構成、将来のライフプランに応じて選択しましょう。
快適な間取りを実現するためには、生活導線(家の中を移動する流れ)がとても大切です。
例えば、洗濯機のある場所から干し場までの距離、キッチンとダイニングの関係、玄関からリビングまでの動線などを意識しましょう。
生活導線がスムーズだと、毎日の暮らしが格段に快適になります。
間取り図だけでなく、実際の動きをイメージしながら考えることがポイントです。
部屋の配置は、間取りの中でも重要な設計要素です。ここでは、具体的な配置の考え方を部屋ごとに紹介します。
玄関は家の顔であり、第一印象を決める重要な場所です。
玄関にはシューズクローゼットや土間収納などを設けて、スッキリとした印象に仕上げると便利です。
また、買い物帰りにすぐキッチンへ行けるような導線を考えると、荷物の移動もラクになります。
家族用と来客用の動線を分ける工夫も有効です。
リビング・ダイニング・キッチン(LDK)は家族が集まる場所です。
明るさ、風通し、家具の配置を考慮して、広さと配置をバランスよく決めることが大切です。
キッチンからダイニングやリビングが見渡せるようにすることで、子育て世帯にも安心です。
対面キッチン、アイランドキッチンなど、ライフスタイルに合ったキッチン形状を選びましょう。
キッチン、洗面所、バスルーム、トイレなどの水回りは、できるだけ近くにまとめるのが基本です。
配管を効率よく配置できるため、工事費の節約にもつながります。
朝の混雑を避けるために、洗面台やトイレの数を増やすという選択肢も検討できます。
家族の生活時間帯や習慣に合わせて動線を考えましょう。
寝室や子ども部屋は、静かで落ち着ける位置に配置するのが理想です。
特に子ども部屋は、将来子どもが独立したあとに別の使い方ができるように設計するのもポイントです。
部屋の間仕切りを可動式にすることで、家族構成の変化に対応できます。
隣接する部屋との音の問題にも配慮しましょう。
収納スペースは、家の快適さを左右する大きな要素です。
各部屋に分散させて収納を配置することで、整理整頓がしやすくなります。
ウォークインクローゼットやパントリー、階段下収納など、空間を活かした収納を工夫しましょう。
収納が足りないと感じるケースが多いため、最初から多めに確保するのがおすすめです。
最後に、間取りで失敗しないためのコツを4つ紹介します。
朝起きてから夜寝るまでの流れをシミュレーションして、動線のムダや不便を洗い出しましょう。
「洗濯機が遠い」「トイレが1階だけで不便」など、実際の暮らしを想像することで気づく点があります。
毎日の行動を図面に当てはめて、使いやすさをチェックすることが大切です。
時間帯ごとの混雑や家族の習慣も踏まえて間取りを調整しましょう。
ソファやテレビ、冷蔵庫などのサイズを考えずに間取りを決めてしまうと、後からレイアウトに困ることがあります。
事前に家具の大きさを測って、配置場所を図面に反映させておきましょう。
コンセントの位置や数も重要で、家電の設置に大きく影響します。
後悔しないためには、最初の段階から細かい部分まで想定しておくことが必要です。
子どもが小さい家庭、高齢者が同居する家庭、共働き世帯など、家族構成によって理想の間取りは異なります。
家族一人ひとりの生活スタイルを尊重し、全員が快適に暮らせる設計を心がけましょう。
将来的に家族構成が変化することも考慮するのがポイントです。
可変性のある間取りにしておくと、長く快適に住み続けることができます。
すべての希望を取り入れるのは難しい場合もあります。
そのためには、要望に優先順位をつけておくことが重要です。
「絶対に必要なもの」と「できればほしいもの」を分けて考えると、取捨選択がしやすくなります。
家族でしっかり話し合って、納得のいく選択をしましょう。
注文住宅の間取りは、一生に一度の大きな選択です。理想の暮らしを実現するためには、実例を参考にし、ライフスタイルを具体的に想像しながら、丁寧に計画を立てることが大切です。
家族全員が満足できる間取りを目指すには、生活導線、収納、将来性などをバランスよく考えることが重要です。
専門家のアドバイスを受けながら、自分たちらしい住まいを形にしていきましょう。
また、暮らしやすくおしゃれな間取りをつくるためには、家づくりのノウハウが豊富なプロに相談することも大切です。クレバリーホームは全国のモデルハウスで、間取りづくりに関するご質問を受け付けています。ぜひお近くのモデルハウスにご来場ください。
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0120-322-908
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