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2024.11.29

平屋は天井高にこだわっておしゃれに|天井を高くするメリット・デメリット

しかし、天井を高くすることにはメリット・デメリットの両面があるため、間取りやライフスタイルに合わせて適切に設定する必要があります。

そこで今回は、平屋の標準的な天井高、天井を高くするメリット・デメリットを詳しく解説します。

天井を高くするアイデアや実際の間取り実例も紹介しますので、ぜひ理想の平屋づくりにお役立てください。

平屋の標準的な天井高は?

一般的なハウスメーカーや工務店は、標準仕様の天井高を2400mmに設定していることが多いです。

昔ながらの日本建築では、襖や障子の高さを6尺(1800mm)の高さにすることが一般的だったため、2尺(600mm)プラスした2400mmが標準になっていると言われています。

建築基準法では居室の最低天井高を2100mmと定めていて、2400mmの高さがあれば普通の暮らしには不足ありません。

しかし、天井高をアップすると、開放感やデザイン性を高めることができ、よりおしゃれで暮らしやすい平屋をつくることができます。

平屋の天井を高くするメリット

標準より平屋の天井を高くすると、次のようにさまざまなメリットがあります。

開放感がアップする

天井を高くすると、視界が広がりお部屋の開放感がアップし、同じ床面積でも広く見えるのがメリットです。

天井の位置が上ると壁の面積が増え、余白が目に入ることで開放感アップ効果が期待できます。

また、天井が高くなった分窓の高さを上げることもでき、視線抜けが良くなることで開放的に見せる効果も。

限られた延床面積の中で居住スペースと収納のバランスを取ることが多い平屋づくりにおいて、天井を高くして開放感アップするメリットは大きいでしょう。

採光を確保しやすい

天井高がアップすると、高い場所に窓を付けることができ、採光を確保しやすいのもメリットの1つです。

高い場所の窓は周囲の建物の影になりにくく、自然光を採り入れやすくなります。

採光性を高めることで内装デザインもより魅力的に見え、開放感がアップする相乗効果も期待できます。

デザインバリエーションが広がる

天井を高くすることで、内装のデザインバリエーションが広がるのもメリットと言えます。

例えば、屋根形状を活かした勾配天井は、梁を露出して内装のアクセントとして活用できます。

また、一般的な天井高だと圧迫感が出ることもあるペンダントライトやシーリングファンなども、天井が高いほうが採用しやすいでしょう。

デザインの選択肢が広がることで、よりおしゃれな平屋をつくりやすくなるのは大きなメリットです。

平屋の天井を高くするデメリット

天井を標準仕様より高くすると、デメリットもあるため注意が必要です。対策もセットでチェックしておきましょう。

建築費用が増加する

平屋の天井を高くすると、その分材料や工程が多くなり、建築費用が増加する点に注意が必要です。

天井が高くなった分壁の面積が増え、柱や内装・外壁の材料も多くなります。また、デザインバリエーションが増える分、こだわりを盛り込んで建築費用が高くなるケースも。

ただし、天井を高くすると開放感がアップして広く見えるため、延床面積を抑えてコストダウンする方法もあります。

また、過ごす時間が長いLDKだけ天井を高くするなど、場所を限定して建築費用をコントロールするのも効果的な対策です。

光熱費が高くなる

天井高がアップすると、断熱性や冷暖房効率が低下し光熱費が高くなるケースもあります。

天井を高くして大きな掃き出し窓や天窓を設置すると、外気の影響を受けやすくなり冷暖房効率が低下する傾向があります。

天井が高い平屋の光熱費が上るのを防ぐには、断熱性にこだわってハウスメーカーを選ぶのが効果的です。

断熱性が高い外壁やサッシを採用しているハウスメーカーなら、外壁や窓の面積が増えても影響を抑えられます。

断熱性能はハウスメーカーによって異なるため、会社選びの際に注目してみてください。

▼クレバリーホームの断熱性能

電球交換が大変

天井が高いと照明器具が遠くなるため、電球交換が大変になるのも注意すべきデメリットです。

特に勾配天井は照明器具の種類によってはかなり高い位置になるため、一般的な脚立だと手が届かないことも。

高い天井の電球交換対策としては、長寿命なLED照明を選ぶのがおすすめです。

LED照明は従来の電球や蛍光灯より長寿命で、交換時期は8~10年が目安と言われています。従来の照明器具より交換頻度がかなり少なくなるので、天井が高くても大きな負担にはならないでしょう。

壁紙の張り替えタイミングと一緒に電球交換をプロに依頼するなど、メンテナンス計画に組み込むのも1つの選択肢です。

平屋の天井を高くする方法&アイデア

実際に平屋の天井を高くする方法は複数あります。間取りやデザインに合わせたアイデアを上手に取り入れましょう。

標準仕様の天井高が高いハウスメーカーを選ぶ

高い天井の平屋を建てるなら、まずは標準仕様の天井高が高いハウスメーカーを選ぶのがおすすめです。

標準仕様で高い天井に設定しているハウスメーカーなら、居室や廊下、水回りなどすべての部屋の天井が高くなり、平屋全体の開放感アップが期待できます。

オプションで天井を高くできるハウスメーカーもありますが、別料金になるため、できれば標準仕様の会社が望ましいです。

クレバリーホームの天井高2600mm仕様

例えば、クレバリーホームは2600mmの天井高を標準仕様としています。おしゃれで開放的な平屋を目指すなら、ぜひ天井が高いクレバリーホームをご検討ください。

勾配天井にする

本来デッドスペースとなる小屋裏空間を活かした勾配天井は、平屋の天井を高くして開放感やデザイン性をアップする定番のアイデアです。

勾配天井は一般的な部屋より天井をかなり高くできるため、メリットも大きくなります。

2階が無い平屋は、どのお部屋でも勾配天井を取り入れやすく相性も良好です。

梁あらわしや天窓など、デザインバリエーションが広がるのも勾配天井のメリット。

折り上げ天井にする

部分的に天井を高くしたい場合は、折り上げ天井を取り入れるのも1つのアイデアです。

折り上げ天井とは、天井の中央部分をほかの場所よりも一段高くするデザインのことです。

お部屋の中にメリハリが生まれ、高くした部分だけアクセントを入れるなど、おしゃれなデザインバリエーションも広がります。

部分的に天井を高くできるため、コストパフォーマンスに優れるのも折り上げ天井のメリット。

天井が高いおしゃれな平屋実例

クレバリーホームの施工実例から、高い天井を採用したおしゃれな平屋をピックアップしてご紹介します。

それぞれの実例ページに全体の写真や間取り図も掲載していますので、気になる平屋があったらぜひチェックしてみてください。

実例①

天井が高い平屋リビング

LDKの一部を勾配天井にして、デザイン性と開放感を高めた平屋の実例です。

リビング部分と天井高を切り替えることで、お部屋にメリハリが生まれ、それぞれの空間をゾーニングする効果も。

▼実例を見る⇒優しいグレージュカラーのお家

実例②

南向きの明るいリビングは、部分的な勾配天井によってさらに開放感あふれる空間に仕上がっています。

柔らかな光が部屋全体に広がり、リビングが一層明るく快適な雰囲気になります。天井高の変化が空間にリズムを生み、デザインに動きと豊かさを与えています。

▼実例を見る⇒家事効率を考えたナチュラルモダンな平屋

まとめ

天井高は、平屋の居住性やデザイン性を大きく左右する大切な要素の1つです。

天井を高くする方法は複数あり、メリット・デメリットの両面がありますので、平屋の延床面積やライフスタイルに合わせて上手に取り入れましょう。

クレバリーホームは平屋商品「Granshare」をご用意し、天井高や間取りの自由なプランで理想の平屋づくりをお手伝いしています。平屋のご検討に役立つカタログセットもございますので、ぜひご活用ください。

▼クレバリーホームの資料請求はこちら

▼施工実例一覧を見る

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