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2025.08.27

家に吹き抜けを取り入れると後悔する?実際の暮らしやメリット・デメリット、注意点まで解説!

「家に吹き抜けを取り入れたいけど、後悔しないかな?」「おしゃれだけど、寒そう…」そう感じる人は多いのではないでしょうか。
この記事では、吹き抜けのある家で実際にどんな暮らしができるのか、メリット・デメリット、注意点や後悔しないためのコツまで、わかりやすく解説します。
これからマイホームを建てようと考えている方、注文住宅で吹き抜けを検討している方にとって、きっと参考になるはずです。

目次

家に吹き抜けを取り入れるとどんな暮らしになる?

吹き抜けを取り入れることで、毎日の暮らしにどんな変化が生まれるのかをまず知っておきましょう。

開放感のある空間でのびのび暮らせる

吹き抜けの最大の特徴は、天井が高くなり、開放感が生まれることです。
リビングや玄関に吹き抜けを取り入れると、実際の床面積以上に空間が広く感じられます。
圧迫感がなくなり、気持ちもゆったりと過ごせるのが大きな魅力です。
「のびのびとした生活がしたい」という方にはぴったりの間取りです。

家族の気配を感じやすくなる

吹き抜けのある家では、1階と2階の空間がゆるやかにつながります。
例えば、リビングと2階の子ども部屋が吹き抜けを介してつながっていれば、家族の声や気配を感じることができます。
「どこかで誰かがいる」安心感が生まれ、自然なコミュニケーションが増えることも。
子育て世帯にとっても、家族のつながりを大切にしたい家庭にとっても魅力的です。

自然光がたっぷり入り明るい生活ができる

吹き抜けを設けることで、上階の窓からの自然光を1階にも取り入れやすくなります。
日中は照明をつけなくても十分明るいという家も少なくありません。
特に、南側に大きな窓を設けた吹き抜けは、冬場も暖かく日当たりのよい空間になります。
太陽の光に包まれる明るい暮らしを送りたい人におすすめです。

家に吹き抜けをつくるメリットとは?

実際に吹き抜けを取り入れた人が感じているメリットを具体的に見ていきましょう。

開放的でおしゃれな空間をつくれる

吹き抜けがあるだけで、室内が一気におしゃれに見えるという声は多いです。
デザイン性の高い住宅を目指したい人には、吹き抜けは強い味方になります。
天井の高い空間にシャンデリアや間接照明をつけると、ホテルライクな雰囲気に。
来客にも「わぁ、素敵なお家!」と驚かれること間違いなしです。

採光や通風の効果が高まる

吹き抜けを設けると、上階の窓を通じて光や風を家全体に行き渡らせやすくなります。
自然光を有効に取り入れることで、昼間の電気代が節約できるケースも。
また、通風がよくなることで、夏場の蒸し暑さもやわらげられます。
窓の配置と吹き抜けをうまく組み合わせることがポイントです。

家族のつながりを感じやすくなる

前述の通り、1階と2階の空間がつながることで、会話や気配を感じやすくなります。
「おーい」と2階から声をかけたり、1階の音が2階に届いたりと、声の届きやすさもメリットの一つ。
特に小さなお子さんがいる家庭では、親の目が届きやすい安心感もあります。
家族の交流が増える、温かみのある家づくりができます。

注文住宅なら設計の自由度が高まる

吹き抜けは注文住宅ならではの特権とも言えます。
間取りを自由に設計できるからこそ、リビングや玄関に大胆な吹き抜けをつくることができます。
自分たちのライフスタイルに合わせて、高さや形状、窓の位置なども自由に決められるのが魅力です。
世界にひとつだけの空間を作る楽しさがあります。

家に吹き抜けをつくるデメリットとは?

一方で、吹き抜けには注意すべきデメリットもあります。事前に知っておくことで対策しやすくなります。

冷暖房効率が下がりやすい

空間が広くなる分、冷暖房が効きにくいという問題が起こりやすくなります。
特に冬場は暖かい空気が上に逃げてしまい、1階が寒くなりやすい傾向があります。
エアコンの設定温度を高くする必要があり、光熱費がかさむ場合も。
気密性や断熱性をしっかりと確保することが重要です。

音やにおいが2階に伝わりやすい

吹き抜けは空間がつながっているため、音やにおいもつながりやすくなります。
1階のテレビの音や料理のにおいが2階の部屋に届くことも少なくありません。
静かな環境を求める人にはデメリットに感じる場合もあります。
吸音素材を使う、間仕切りを工夫するなどの対策が有効です。

掃除やメンテナンスが大変

高い場所にある窓や照明は、脚立や専用器具がないと掃除が難しくなります。
特にホコリがたまりやすい部分なので、定期的なお手入れが欠かせません。
長寿命のLED照明や昇降式の設備を導入することで、メンテナンスの手間を軽減できます。
家を建てる段階で将来の管理のしやすさを考慮することが大切です。

建築コストが上がる可能性がある

吹き抜けをつくると、その分の床面積が減りますが、構造的な補強や設備の工夫が必要になります。
結果として、通常よりも建築コストが高くなるケースもあります。
また、冷暖房や照明の設備に費用がかかることも。
予算に合わせて、規模や場所を調整するとよいでしょう。

家に吹き抜けを取り入れて後悔しないための注意点

吹き抜けの魅力を活かしつつ、後悔しないためにはいくつかの注意点があります。

断熱・気密性能をしっかり確保する

冬の寒さや夏の暑さを感じにくくするためには、断熱性と気密性が非常に重要です。
吹き抜けのある家こそ、しっかりとした断熱材や窓ガラスの仕様にこだわりましょう。
ZEH(ゼッチ)仕様にすることで、光熱費の削減も期待できます。
施工業者に断熱・気密計画をしっかり相談しましょう。

冷暖房計画をしっかり立てる

吹き抜けを快適に使うには、冷暖房の効率を考えた計画が不可欠です。
空調の機種選びだけでなく、設置位置や風の流れも考慮しましょう。
床暖房や輻射熱を利用したシステムを組み合わせるのもおすすめです。
シミュレーションを行い、年間を通じた快適性を確認することが大切です。

シーリングファンなど空気循環を考える

吹き抜け空間では、暖かい空気が上にたまりがちです。
空気の循環を良くするためには、シーリングファンを設置するのが効果的です。
夏は下向き、冬は上向きに回すことで、空気をうまく動かして温度差を減らします。
電気代の節約にもつながるので、設計段階から検討しましょう。

照明やカーテンのメンテナンス性を確保する

吹き抜け上部の窓や照明器具は、メンテナンスのしやすさが重要です。
昇降式の照明や電動カーテンなどを導入すると、日々の暮らしがぐっと快適になります。
特に高所の掃除や電球交換は危険も伴うので、メンテナンスのしやすさを優先しましょう。
設計士や施工会社に将来的な使い勝手を相談することがポイントです。

家の間取りに吹き抜けをうまく取り入れるコツ

吹き抜けは配置の仕方によって魅力が大きく変わります。間取りとの相性を考えた工夫が必要です。

 

リビングに吹き抜けを配置して一体感を出す

最も人気があるのは、リビングに吹き抜けを設ける方法です。
リビングに開放感が生まれ、家全体の中心としての役割を果たします。
家族が集まる場所だからこそ、明るく開放的な空間にすることで居心地が良くなります。
テレビやソファの位置なども考えながら、バランスよく設計しましょう。

窓の配置で採光を最大限に活かす

吹き抜けと相性が良いのが、上下階の窓を組み合わせた採光計画です。
高窓や天窓を設置すれば、1階奥まで自然光が届きやすくなります。
窓の位置や大きさを工夫することで、冬場でも暖かく、明るい家になります。
隣家との位置関係も確認し、日当たりを計算して配置しましょう。

2階の廊下やホールとつなげて空間を活用する

2階部分とつなげて空間を一体化させると、より広がりを感じられます。
廊下やフリースペース、スタディコーナーと連続させると生活動線もスムーズになります。
家族が顔を合わせる機会も増え、コミュニケーションが自然と生まれます。
子どもが成長しても使いやすい間取りになります。

構造や耐震性とのバランスを考える

吹き抜けを設けると、壁が減るため、建物全体の構造バランスに影響します。
耐震性や補強の方法については、必ず専門家と相談して設計することが必要です。
鉄骨梁や壁面の強化など、見えない部分での工夫が求められます。
安全性を確保しながら、快適さとデザイン性を両立させましょう。

家の吹き抜けでよくある失敗例とその対策

 

吹き抜けの後悔は、事前の情報不足や計画ミスに起因することが多いです。よくある失敗とその対策を紹介します。

冬に寒くなりすぎる → 高断熱・高気密設計にする

寒さを感じる原因は、空気が上昇してしまい暖かさが保たれないこと。
これを防ぐためには、断熱材の厚みや窓の性能を上げることが最も効果的です。
吹き抜け部分には樹脂サッシやLow-Eガラスを使いましょう。
断熱等性能等級の高い仕様を選ぶのもおすすめです。

音が気になる → 音の反響を考えた素材を使う

広い空間では音が反響しやすく、生活音が気になることもあります。
吸音材を使った壁材やカーテン、家具の配置で音の響きを調整しましょう。
天井に木材を使うことで、柔らかな音環境にすることも可能です。
事前に家族の生活スタイルを想定しておくと対策しやすくなります。

ホコリがたまりやすい → 掃除しやすい設計にする

吹き抜けの高所にはホコリが溜まりやすく、掃除が大変です。
ロールスクリーンや高所用掃除機、昇降設備を活用できるように設計段階から考えておきましょう。
ファンや照明にもホコリがたまるため、メンテナンスのしやすさがポイントです。
将来のことも考えた設計を意識しましょう。

照明の交換が大変 → 昇降式照明や長寿命LEDを使う

高所にある照明の交換は手間がかかります。
昇降式の照明器具や、長寿命LED照明を設置しておけば、交換頻度が少なく済みます。
また、スマートホーム対応の照明を取り入れると、明るさや色調の調整も簡単です。
メンテナンス性と利便性を両立させることが大切です。

家の吹き抜けを実際に取り入れた人の声とは?

実際に吹き抜けを取り入れた人の声は、判断の参考になります。リアルな意見をいくつかご紹介します。

「明るくて気持ちいい」と感じたという声

「朝日が差し込んで気持ちがいい」「昼間は電気をつけなくても明るい」といった声はとても多いです。
家の中心が明るくなることで、気分も自然と前向きになれます。
特に日当たりを重視する方には大きなメリットといえるでしょう。
照明に頼らず自然光で暮らせる生活は心地よいものです。

「空調の効率が悪い」と感じたという声

一方で、「冬は足元が冷える」「冷暖房の効きが悪い」との声も。
断熱・気密対策が不十分だったり、空調計画が甘かったケースが多いです。
「シーリングファンを後から付けたら改善した」という対策事例もあります。
計画段階から対策することが後悔を防ぐポイントです。

「おしゃれだけど掃除が大変」との意見も

「デザイン的には大満足だけど、やっぱり掃除が大変」といった声もよく聞かれます。
とくに照明や窓の掃除に苦労している人が多いです。
設備選びや設計段階で対策をしておけば、ストレスを減らすことができます。
長期的な視点をもって選ぶことが重要です。

「家族の気配がわかるのが良い」との声

「2階の子どもの声が聞こえて安心」「孤独感がない」など、家族の気配を感じられる点をメリットに感じる人も多くいます。
共働き家庭や子育て世帯にとって、コミュニケーションが取りやすい間取りとして人気です。
離れていても近くに感じる空間づくりが可能になります。
家庭内のつながりを大切にしたい人におすすめです。

吹き抜けを採用した施工事例

実際に吹き抜けを採用した施工事例をご紹介します。

 

10畳の吹き抜けがあり、自然光を生かした設計です。
家族をつなぐ吹抜けのある家

こちらはリビングの吹き抜けが開放感ある事例です。
光溢れる吹抜けリビングの家

 

こちらには中庭も設置されています。吹き抜けの様子と合わせてご参考にしてください。
中庭のあるインダストリアルな家

家の吹き抜けに関するよくある質問Q&A

吹き抜けについてよくある疑問にお答えします。

吹き抜けにすると固定資産税は上がる?

吹き抜けは床面積としてカウントされないため、固定資産税には基本的に影響しません。
ただし、建物評価が高くなる場合もあるため、詳細は自治体に確認しましょう。
課税面での心配がある場合は、設計士や不動産会社にも相談を。
必要に応じて、評価証明書を確認しておくのがベストです。

2階リビングでも吹き抜けは可能?

はい、2階リビングでも吹き抜けは設計可能です。
ロフトや勾配天井と組み合わせることで、さらに開放感のある空間になります。
ただし、構造計算や階段の位置取りには注意が必要です。
設計段階でしっかりと計画しましょう。

吹き抜けとロフトは併用できる?

吹き抜けとロフトは併用できます。
吹き抜けの一部にロフトを設けることで、デザイン性と実用性を両立できます。
子ども部屋や収納、趣味のスペースとしても活用できます。
天井高や採光のバランスを見ながら配置しましょう。

建売住宅でも吹き抜けはある?

最近では、建売住宅でも吹き抜けを取り入れた物件が増えています。
ただし、自由度は注文住宅より制限されるため、間取りや日当たりをよく確認しましょう。
モデルハウスで体感してから決めると安心です。
購入前には内覧で空調や採光の確認も行ってください。

まとめ|家の吹き抜けで後悔しないために知っておきたいこと

吹き抜けは魅力的な空間である一方、計画や対策が必要です。

メリット・デメリットを理解しておく

開放感やおしゃれさなどの魅力と同時に、冷暖房効率やメンテナンス性などの課題も理解しておきましょう。
バランスよく考えることが大切です。
感情だけで決めず、実際の生活を想像しながら検討しましょう。

生活スタイルに合った間取りを考える

家族構成や暮らし方に合った間取りが、吹き抜けの満足度を左右します。
家族のコミュニケーションやプライバシーも考えた上で、取り入れるかどうかを判断しましょう。
ライフステージの変化にも柔軟に対応できる設計が理想です。

断熱性・空調計画を重視する

吹き抜けは空間が広がる分、冷暖房の効率が落ちやすいです。
断熱・気密性能を高めること、空調の位置や種類をしっかり計画することが後悔を防ぎます。
見た目だけでなく、快適性も重視しましょう。

将来のメンテナンスも見据える

吹き抜けは見た目が素敵な反面、手入れや設備交換が大変になりがちです。
将来的なメンテナンス費用や手間も含めて設計することが重要です。
長く快適に暮らすために、目先のデザインだけでなく、将来も見据えた家づくりを心がけましょう。

理想の家づくりは、クレバリーホームにお任せください

今回は、家の吹き抜けについて、皆様にご紹介いたしました。これを機に、理想の住まいを実現したいとお考えの方がいらっしゃるかと思います。
理想の家づくりは、私たちクレバリーホームにお任せください。
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