開放的な真っ白のリビング「窓から見える空を眺めるのが好きです」四日市市M様邸
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LDKは約26帖の広さ。お子さんたちはここでいつも元気に走り回っているそうだ。ダイニングスペースにはお子さんのリビング学習にぴったりなデスクと収納を造作した。「ダイニングで勉強させると、食事の度に消しゴムのカスとか掃除したり、勉強道具を全部どかすのが手間なので、キッチンから目が届くところに勉強できるスペースが別に欲しかったんです。子どもの勉強だけでなく、大人がPCを使う場所にもしたいなと思っています」
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「以前の住まいではキッチンに行き止まりがあったので、家族が行き来しにくいというか、ちょっと不便を感じていたんです。だから今回はぐるっと回れるようにしたいとお願いしました。この動線にしたことで窓も造れたので、明るくて気持ちがいいです」。キッチン収納は吊り収納を使わず、腰よりも少し高いカップボードだけにしたのもMさんのこだわりポイント。「吊り収納は使いにくいし、圧迫感があるのでやめました」
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玄関ホールの床は大理石調のフローリングをセレクト。シューズクロークとは別に靴入れを造り、扉をミラーにしたのもMさんのこだわりだ。玄関は靴が脱ぎ履きしやすいように横長にしたが、暮らしてみるともっと広くてもよかったと感じるとか。「シューズクロークは広めにしたので、子どもの自転車とか遊び道具とかが収納できて便利です」
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洗面脱衣所は夫・Mさんのこだわりで4人家族が一度に利用しても窮屈じゃないように広めに。歯を磨いている家族の隣で髪が乾かせるように大きなミラーを取り付け、カウンターを造作したのもこだわりだ。「夜、洗濯物を干したらそのまま出かけられるのが理想」というMさんは、洗う、干す、たたむが一か所でできるようにここをランドリールームとしても活用中。夜、洗った洗濯物は屋根のある屋外のサンルームへ出し、多少の雨なら気にせず干しっぱなしにできるようになったことで、洗濯の家事ストレスが大幅に減ったそうだ
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お子さんの部屋1室を“おもちゃ部屋”として、思いっきり散らかして遊べるようにしているMさん。「この部屋を造ったことで、リビングでおもちゃで遊んでも終わったらこの部屋に戻すようになりました」。壁はかわいいアクセントクロスを使っているが、いずれお子さんが大きくなったら好きな柄や色を選んで張り替えてあげたいと考えているそうだ
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プライベートルームの廊下は広々。家族が気兼ねなくすれ違えるようにしたいというのも夫・Mさんのこだわりポイントだ。この広さにしたことで、廊下もお子さんたちのいい遊び場に。いつも元気にボール遊びやおもちゃの車に乗って走り回っているそうだ。壁に飾ったのはお子さんたちの作品。「棚を付けて写真などを飾ろうかと思いましたが、地震が来て落ちてくると危険なのでピクチャーレールにしてもらいました」
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南側の大きな窓から日差しがたっぷり入るので、日中は照明いらずだと嬉しそうなMさん。インテリアも白系で統一しているのでさらに明るさが増している。「掃き出し窓からは庭も見えるのですが、塀を建てたので道行く人の視線は気になりません。上のFIX窓から見える月や星、雲の様子などを眺めていると時を忘れてしまうほど。夏は窓辺にトカゲとかヤモリがやってくるので、子どもたちが喜んで観察しています」
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「冷蔵庫はLDから見える場所にあるので何も貼りたくなかったんですけど、目につく場所に貼っておきたいものってありますよね。そういうものを貼れる場所があったほうがいいと住生活研究所さんのインテリアコーディネーターさんが提案してくれたのがこの壁です」。LDから死角になる場所に設けたのがマグネットが使える壁。下地に磁石に反応する材料を使っているので接着力が高いのが魅力だ
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「友人宅に吹抜けがあったので、わが家も天井を高くしたいなと思ってお願いしました」。屋根の勾配をいかした天井は一番高いところで5m超。「梁は最初ナチュラルな木目にしようかと思いましたが、存在感が出すぎる気がしたので白にしました」。LDには床暖房を入れたので、冬は足元からポカポカ。天井が高くても足元が寒いということもない
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「外壁の手入れは大変ですし、できれば自分でしたくなかったので、汚れにくいタイル外壁にしたいと思っていました。住生活研究所さんが使っているタイルは汚れにくいとお聞きしたので、理想的だなと思いました。他の会社も検討しましたが、『タイルもできます』という会社よりも、同社のように『タイルの家を専門にやっています』という会社の方が信頼性が高いと感じたことも大きかったです」